某コンビニが店内のエロ本コーナーを全廃するらしいですね…。
どうも。家の近所のコンビニで深夜25時頃エロ本立ち読み出来ひん様に
留めてあるセロテープの隙間からちょっと見えるエロ写真を座り込んで必死に見てる
ルックライク70代後半の恐らく近所に住んでるであろう
全然知らんジィちゃんの今後の深夜の大人の楽しみが無くなるのではないかが
心配でならない店長アラカワです。
いやぁ~またBlog書くんサボってました。
有り難い事にお店が忙し過ぎて駄文を打ってる時間がありませんでした。
しかしまぁ~なんですね
今年の京都は超長雨で秋らしい秋もあんまり感じないまま気が付いたら12月。
師走。そうマスターランニングマンスになってまいましたね。
イケイケな当店のお客様は忘年会31連発の方も多数おられるでしょうし
こんなアホなBlog読む方は少ない事だと思うのでバレへん様に特異なお客様に
向けてまた何か書きましょうかぁ~。
あ、しつこく書いてますけどこんな駄文読んでもボーナス増えるとかドリンク1杯
サーヴィスなるとかも無いんでシュレッダーされた書類拾って来てキレイに元に戻して
書類発行元の会社に怪文書と共に郵送で送りつける位ヒマなお方はお読み下さいませ。
今迄のBlogとも内容が重複する所もありますが今迄はデッキテープ等ハード物アイテム
について書いてたのでお次はソフト物と申しましょうか?アパレル類
そうスケーターの皆様のお召しになられる洋服の事でもダラダラとご紹介差上げましょうか
諸説ありますし今の様に情報伝達が活発では無かった時代ですので
各都道府県で色んなシーンがあったとは思いますが
とかくスケートボードってスポーツ(遊び?)は点取りゲームでもないですし
どれが正解というものは無いので洋服に関してもチンチン見えてへんだら
パークはヘルメット着用義務があるのを除けば別にユニフォームの様に
”コレ”を身につけないとパークに入ってはいけませんとか無いし
更にストリートに関してはチンチン丸出しで警察のご厄介なる
以外は身に着ける服にルールとかは特別無かったのは
恐らく何処の地域でも国でも同じだったと思います。
その自由さユルさや反抗心が一般のファッションシーンとは大きく逸脱した
スケーターならではのアパレルデザインや着こなしを産んで大きなムーヴメントを
作って到底親世代には理解出来ない面白い摩訶不思議服飾文化も築いて行ったのでは?
と僕個人はぼんやり思っています。
サーフィンの陸上版として産声を上げたスケートボード。
流石に創世記はまだ僕もスケボーには乗ってませんでしたが
まだスケートボード専門の洋服ブランドってのはそこまで多く無かったでしょうし
当時の写真を見るかぎりVansとG&Sの存在は確認出来ますが
デニムパンツを動き易い様にかモモ真ん中辺りでカットして
スネが痛いのかハイソックスを着用してはるぽいですね。
そして僕がスケートボードに出会った80年代。
世界中の若者の間でスケボーがブームとなり億万長者になるプロスケーターも
出て来てスケートボード専門の会社から続々とアパレル類も発売されました。
極彩色に蛍光色、とにかく誰よりも目立つカラーリングが中心で
ニーパット(膝の防具)やエルボーパット(肘の防具)を着用したまま
マッドマックスな目つきで街を闊歩するのも何ならカッコいいと僕は思ってました。
その後、スケートボードブームがやや下火になり暗黒時代の90年代初頭を経て
ラップミュージックブームの煽りも受けてオーバーサイズのデニムをお尻丸出し迄
ずり下げてエアーの3点盛りだの何ちゃらシステムだの"何か"を隠す為の隠しポケットだの
もう盛り込めへん位ハイテク機能に謎の機能を大盛り搭載したコッペパンみたいな
ボリュミーでもはやスケボーしにくいレベルまで
なデカいスケシュー(スケ−トボード専用靴)が空前のブームとなり
音楽の影響を受け易いスケボーシーンはパンクミュージックに触発されて
1人では履けへんもはやスパッツ、タイツ?江頭?て思うぐらいタイトな
スキニーデニムをこぞってチョイスするスタイルの子達も現れて来ました。
物凄い端折って100文字程度でおおまかなスケボーファッションの流れを
書きましたが…ピエロの恰好して奇天烈なスケボーで大会出るプロも
いましたし、あくまでも僕がオンタイムで見て来たシーンを僕の目線で
大まかに書かせて貰ったのに過ぎませんが「他人と一緒や嫌や」の反抗心丸出し
のスケボーキッズ達でさえも極僅かな画一した大まかな流行りの流れはあったと感じています。
さてココからが実は本題でして…先程の100文字程度の大まかなスケボーファッションの流れの中で
あえてサラッと梅茶漬け程度のサッパリ感で流した””暗黒時代の90年代初頭””って箇所。
ココにこそ摩訶不思議ショートケーキのお茶漬けぐらい濃いスケーター達のファッションシーンが
隠れて存在して居ると僕個人は思っています。
その証拠に40歳こした今でも小言は言われますが…当時毎日洗濯してる
オカンが「あんた志茂田景樹か忌野清志郎かなろ思てるの?舞台衣装か?」
て激高したのもこの暗黒時代の時がピークやったと記憶しています。
もちろん暗黒時代と称した当時を
オンタイムで童貞丸出しでスケボーしかしてなかった青春時代過ごしていた僕。
思春期色気付き遅咲きの中学生だった僕はお小遣いも無いしスケボーブランドは
忘れもしないスティーヴキャバレロのドランゴンが背中に大きくプリントされた
Tシャツを1枚しか持ってなくて到底ズボンまで買える余裕もなく…
実家が服屋なので実家で売れ残りの大人用のデニムジーンズを
オトンから貰ってデカ過ぎるからキン○マ割れそうなぐらいズボン上げて
ベルトで締め上げてスケボーするのがマジで嫌だったのですが…
ある日一緒に滑ってた英語しか書いてないスラシャーマガジンを
ナップサックにいつも忍ばせてた欧米文化通だった思春期早咲きのE君が
「そのズボンめっちゃええやん?アメリカはそんなん(太いサイズ)をズラして
履くんがスケボー上手い人らしいで?」て教えてくれて
右も左も分からない芋少年の僕はその一言で今まで嫌で仕方なかった
オトンの店で貰った大人用デニムが一張羅として一気に昇格。
一体何が流行ってるとかも分からずスケボー上手い人の恰好をマネする。
欧米のお洒落にうるさいE君がそう言うてるしそれで正しい。だけで
オカンが買ってくる下着が白のブリーフだったんで太ももの付け根
の横部分の素肌が見えてしまう状態までズボンを
ズラしてご機嫌にスケボーに興じる毎日。
次第に一緒に滑る友達も増えて来て友達同士で
「お前(ズボン)太さええ感じやん?」
「古着屋って店があってそこでメッチャ太いズボンあるらしいで?」
「工事現場の人履いてるズボンはアカンにゃろか?」
と中学生同士で何の意味も分からず、そない一瞬でスケボー上手くなる事ないので
とりあえず服装だけでも…目線で一緒に滑る度に皆のズボンが肥大化。
そら下が太いなら上のTシャツも肥大化して来て…。
皆で買った欧米のスケボーヴィデオ観たら外人さんがもっと太いズボン
履いてて「俺らまだしょぼいで?もっとドカンと行かな?」で更に肥大化。
ウエストが太くなれば比例してレングス(股下)も長くなるのでズボンの裾は
ボロボロ…更に雨の日に履いて裾が巻いて来て…巻いた裾の中に泥が入って
最終ドレッドヘアーみたいになって来て…
スケボーしてない同級生達はあんまり分からないけど
多分バンドブームとかでジュンスカ?プリプリやリンドバーグや言うてて
何か妙に袖の長い白いロンT着てる子ばっかで
彼らファッションと比べたら明らかに異質なズボンの太さな上に
家帰る度にオカンに「ズボン上げよし!!」て怒られるし…
挙げ句オカンに反抗して洗濯にも出さず
ひたすら履き続けて犬小屋みたいな臭いして来て…それでも履いて
蕁麻疹出ても履いて…とてつもなくデカいTシャツをめくれば
ブリーフ見えてるんやし一切モテる事なくただただスケボーしてる
奇抜な恰好の少年も気が付けば高校生。
欧米のヴィデオを観る限り身につける服の肥大化の波は留まる事なく
成長を続ける中で向こうの人達も僕らより身長が高いと言えど
流石にレングスが長過ぎたのか…
くるぶし辺りでデニムをカットするプロが出て来て
よくよくTV画面を観ると今から思えば向こうのプロも似た様に
アホなだけやったと思うのでただ荒く使ってだけだろうとは思うけど
歪(いびつ)にカットされたデニムの裾からはボロボロの糸がだらしなく出てる。
ほとばしる欧米文化の洗礼をヴィデオからガッツリ受けた僕は
早速お弁当工場でバイトしたバイト代を握りしめて
通いのガンショップ山本で古着コーナー内の中でも更に売れ残りコーナーの
45インチリーバイス(当時1000円)と高校生になって
身長も少し大きくなって性の興味も満点でヘソの下の44マグナムが
「ブリーフではホルスターに収まりきらへん」て暴れよるんで
米軍仕様のトランクス(当時2枚で500円)も合わせてゲット。
ガンショップ山本の深緑の袋の中に僕が思う欧米文化パンパンの状態で帰宅。
反抗期なんでオカンが「はよお風呂入りよし」言うとんのに無視して
2階の自分の部屋へ。
おもむろに総額1500円の欧米をベットの上にぶちまけてプレイを開始。
さっき買ったばっかのデニムやのにヴィデオで観たのをマネて
右の裾にハサミを入れる…続いて左の裾にハサミを入れる…
ただ切っただけでヴィデオで観た様な裾のボロさが表現出来てないので
あれやこれや工夫して軽石で裾をコスってから針で故意に糸を出す工法に辿り着き
糸くずだらけのベットの上にはヴィデオで観た”あのデニム”が出現。
厳しい家だったので高校生時分夜に滑りに行く事は禁止されていたので
「あんたええ加減お風呂入らな栓抜くえ!!」てキレとるオカン無視して
親子喧嘩を経て勝ち取った玄関に設営したスケボー置き場に
マイスケボーを取りに行って…「あんたガス代タダちゃうねんで」てキレとる
オカンを無視して再び二階へ。
米軍仕様の糊きいてパリパリのトランクスでチンチンを
セットミーフリーして…
糸くずだらけなって製作したあのデニムに足を通す…
一切足の皮膚に布が触れない開放感が非常に心地良い。
ベットの端に腰掛けて肉眼で足元を確認する限り最高の裾のボロさに太さ。
おもむろにマイスケボーを手にとって立ち上がり
限界まで欧米のプロに恰好だけ近づけた自分を確認する為に鏡の前へ。
アホやったんで左右を別々にハサミを入れてしもたんで左右で
長さが違う事にここで気付いたけど、更に美しい位アホやったんで
「激しくスケボーしまくったらバレへん」っちゅうこれまた最高に
アホな着地点を見つけて無事に着陸。
次の日早朝。大阪に遠征すべく一張羅を身にまとって
同級生のY君と三条京阪で集合。
2人とも異常にデカいTシャツから伸びる下半身は
余裕で片足に両足入る今迄よりも更に肥大した太さで尚かつ尺がおかしい長さ
のズボン。更に片方(僕)は左右の長さが違う状態
更に更に裾から糸がビロ~ンとだしなく出てる…。
重ねてY君の地元の古着屋には安定した極太古着ズボンの供給が無く
最太サイズがオーバーオールだけだったみたいで
外から見たら2人ともただのダボダボズボンだけど、
Y君はTシャツをめくり上げると素肌にオーバーオール着てる状態。
色白で地毛が茶色くて清潔でまぁまぁモテる路線に高校入学当初は
安定してノミネートされてたY君もこの時は既に
通学中の電車の車窓から河原にエロヴィデオ落ちてるの見つけて途中下車して
何キロも歩いてゲットしに行ったら箱だけで中身無くて
一人でブチ切れてた僕に完全に毒されてて
「アラカワ君コレは(極太オーバーオール)ねぇ~トンガリコーンですよ!!」
で何故か2人とも鬼納得していざスケボー上手い人が一杯いる大阪へ。
2人とも大阪の上手い人に毎回完膚無きまでイワされるのは分かってたけど
都会の人のナウいトリックも見れるし帰りにミナミで英語書いてある
スラッシャーが京都よりも安く買えるのも楽しみ。
当時はスポットでスケーター同士が逢っても今みたいに握手したり
過剰に接する事もなく、一礼程度して
相手が自分より上手ければ確実に年下の子でも帰るまで常時敬語。
相手が自分とトントンないし初心者であればちょっとフランクに接するんが極普通。
素肌にオーバーオールと左右の長さの違うズボンの田舎のガキ2人が遠征した
その日は関西一円からメッチャ上手い人ばっかり来てて…
ひたすら頭下げて下げて上手い人のトリックを見せてもらって
一切太刀打ち出来ず端っこで2人列んで三角座りしてるだけ。
上手いのは当たり前で僕は上手い人が履いてらっしゃるズボンが
自分の一張羅と何か違うのがずっと気になって気になって…。
横で座ってたY君にアゴで(あのズボンなんや?)て無言で合図を送る。
何故か1日中ソーダ味のラムネ食ってたY君も同じ事思ってたらしく深く頷く。
上手い人が滑るの落ち着いてジュースを買いに行くタイミングを見計らって
ソッコーで後ろ着いて行って自動販売機の取り出し口からジュースを取り出して
僕らの方に振り返られる瞬間を狙って
「し、失礼ですけど…そのズボンは何処で買わはったんですか?」て聞いてみる事に。
上手い人はさっき迄のキレっキレっの一切勝てない滑りとは裏腹に恐ろしく柔和な口調で
「ブラインドジーンズ?Cってショップで買ってん。ええ(太さ)やろ?」
もちろん当時BLIND(ブラインド)ってデッキ(スケボーの板)ブランドは知ってたし
デッキの柄と連動したドデカいサイズのTシャツもオマケ程度には発売されてたけども
遂にデッキのブランドがズボンを作りよった事にも驚いたし
何よりドデカいTシャツの端から真っすぐ地面に伸びる全体の極太シルエットを
崩さない明らかに僕達のお手製極太では醸せない太いサイジングに一目惚れ。
その足で上手い人に聞いたCってショップに行くものの売切れ。
そのショップにたまたま居た人も極太ズボンを探してたみたいで
「Tって街のSって店に在庫あった”らしい”」て噂話を盗み聞きしてソッコーで行くものの
そこはゴリゴリのサーフショプで「あんな(値段)高い高い太い太いの何がええねん?」て
結構寒い時期やったのに半パンに膝下まであるシープスキンブーツ履いてる
真っ黒に日焼けしたオッちゃんに一喝されただけで在庫はナシ。
上手い人からブラインドジーンズなる存在を知ったその日から
Y君と通販や他府県に滑りに行った時にショップで探すものの在庫ナシもしくは
1000円のズボンしか買えない高校生には現物見れても到底手の出ない値段ばっかり
カナダに海外旅行行く親戚に「ブラインドのズボン買って来て?」て懇願したら
何故かサーモンの缶詰とブラインドメロンってバンドのカセットテープ買って
来られてキレるにキレれへんし何の好みでも無いのにブラインドメロンを
何か爽やかロックやった気するけどとりあえず爆音で鳴らしてオカンに怒られたり…。
悪戯に時間だけ過ぎてって京都にあったこれまたSってショップ
でバイトしてた同級生のM君が「内緒やけど例のズボン来るで…」
と貴重な情報をリークしてくれたのがちょうど今頃だったかなぁ?
デッキ買おうと思って貯金してたお金を全部ぶっ込んでやっとの思いで
初めて手に入れたブラインドジーンズ。
ビルから飛び降りてもムササビの如く飛べそうな可憐で優美な極太さ
お馴染みのロゴが刺繍された気品のポッケ。
誰よりも太く、誰よりもイケてて、誰よりも欧米に近づいてる自分。
あまりに嬉しくって清く美しいスケボースピリッツが
卑猥なムラムラに染まるのが嫌でエ□ヴィデオ観る時はブラインドジーンズを
履かないちゅう謎の掟を自分の中で決めて太過ぎるから家帰ったら
ベルト緩めるだけで蛇腹式にストンと脱げて、履く時は足だけ入れたら
ズボン上げるだけでそのまま履いて滑りに行く事3年。
FACTやT-BacksにDrowlsにリンピーズ、PLAN-Bからも出てたし…
数えきれない類似極太ズボンが発売され続けられる中パイオニアとして
君臨し続けたブラインドジーンズ。
極太ブームも円熟して履いてた自分らでも行き過ぎた感が
ちょっと…うっすら否めなくなって来てたけど言い出せなかった頃
現在は絶滅危惧種になりかけの主にうるさいバイクで繁華街周辺を
ツーリングなされる皆様がこぞってブラインドジーンズのサイジングを真似た
要は”パッタ”もん(何故か真っ白ズボンが圧倒的に多かった記憶が…)
を好んでお召しになられる様になって来て…。
「あの(極太)ズボン履いてデート来んといてな」の彼女の冷徹な言いつけに従う
生意気に彼女出来た友達たちは徐々にズボンが細くなって来て…。
マジで毎日一緒に滑ってズボンの太さ自慢で語り明かしたY君は僕のせいで
おかしなスイッチがっつり入って「アラカワ君!!時代はポリスマンですよ!!」
て言い出してゴリゴリのリーゼントヘアーにセーラー服着て
その上に腕が15度以上は全くあがらない皮ジャン着て滑る様になって来て…。
「ブラインドのお尻のポッケにVHSエ□ヴィデテープ2本余裕で入るねんで!!??」
と説得する僕の声も届かない様になって…中学生~高校生の青春時代をあれだけ輝かしく
した極太ブラインドジーンズは知らない間に履かなくなってしまいました。
あれから約25年…。
あの暗黒時代と称した時代を過ごしたスケーターさんと現在お話する機会があれば
その時代の洋服は捨てないで保管してる人が殆どだし
昔の写真を見たら写真の中のズボンの太さで極ビビットな年代まで正確に分かるし
で、漏れなく写真の中の奇天烈なファッションに照れくさくなりながらも
明るく眩しく光り輝く黒歴史として心の片隅に置いてらっしゃる方が殆ど。
今みたいに1クリックで世界中の情報が瞬時に入る事の無かった時代。
そんな時代の中でも更に不器用なアホがあえてアホな方へ全力疾走で走ってた時代。
その時代に蒼い青春を爆発させていたスケーター様には
断言出来ます。漏れなく100%ブラインドジーンズが光輝いている筈です。
...。 あ...あの〜...。
そこの貴方?
携帯ないしパソコンの前でこの文章読んでらっしゃる貴方?
まさか最後まで読んだんですか?
心病んでません?友達居ますか?もう呑みに行った方が良いッスよ?
”光り輝いて…”みたいになんかええ感じに文章締めましたけど
ただキ○ガイみたいにクソ太いほぼ舞台衣装みたいな
魑魅魍魎蠢く気味怪々で奇天烈な極太ズボンの話をダラダラ×2
クっソ長く書いただけッスよ?
心病んでません?友達居ますか?もう呑みに行った方が良いッスよ?
冗談はさておき、そんな不器用な時代を過ごした子達(現オッサン)は世界中に
ドラゴンボールみたいに散らばってたんでしょうね…。
ファッションは繰り返しなんて言いますがあれだけ
タイト、タイト、Sサイズいや、XSでもちょっとデカい!!言うてた
のにココ何年かで体系がデカなったのもあるかと思いますが
何か全体的にふわ~っと~サイズアップして来てるのは
お店に来る子達を見てても如実に現れて来ています。
店先でそんな子達の行動を見てると自分の小さい頃と一緒で
似た様な光景を微笑ましく眺めている僕と同年代の光り輝いた時代を知るオッさんの
ドラゴンボールが7個集まったのか?
出て来たシェンロンをバッチリ確認したのか?
時代やファッションの繰り返しがバッチリシンクロしたこのタイミングを
的確に狙いすましてブラインドが遂に当時の極太デニムを
基に現代風に実に上手にリパターンしデニムを再現してくれました。
現物は既に店頭に列んでいますが当時の極太は股下が膝の上まで来てて
履いてる靴が自分では見えないのが美学でしたが
そこまで行き過ぎる股下でも太さでも無く尚かつ当時のドカン感は失う事なく
ややユル目なシルエットを本当に上手に作ってあります。
現在のスケートシーン最前線でもこの当時のサイズ感をこよなく愛すプロも
居ますし、暗黒時代終盤90’s中期00’s迄のスケーターのスタイルを頑なに貫き通してる
当店のライダーも居ます。
書いて字の如しトラディショナルスタイルなアパレルを扱う洋服にも様々な
伝統があるでしょうがスケートボーダーの洋服にもこうしたトラディショナルな
カルチャーを形成し更に洗練され現代版として復刻したのはまた
新しいスケートボードのスタイルが産まれたのではないか? と僕は思います。
先程書いた様に頭おかしくなるぐらい夢中になったアパレルも時代が繰り返される
のであればまた消えて行くのかもしれません。
当店はただの駄菓子屋もといスケボー専門店であって正直最先端のファッションに
明るい訳ではないですが、今迄書いて来たストリート文化が詰まってる”らしい”程度で
スケーターファッションが一過性の流行に乗ってしまって謎にプレミアが付いて
肝心のスケーターさんには買えない値段になってしまう珍事もたまにあります。
今回ご紹介差上げたブラインドジーンズもそんな状態になってるって噂も聞きます。
が、そうしたスケーターの泥臭い時代の流れの核をスケートボードを
通して知って、気持ち悪いスケボー屋のオッさんの長文を読んで
ヤングもオッさんも関係なくモノホンのスケートボーダーとしての
アイテムそのもの良さやトラディショナルをガッツリ楽しめるのも
スケートボーダーの特権かも知れません。
...。 あ...あの〜...。
”特権かもしれません…”みたいになんかええ感じに文章締めましたけど
しかも2段落ちっすけど…そこの貴方まだ読んでるんスか?
心病んでません?友達居ますか?もう呑みに行った方が良いッスよ?
恐ろしく長く書きましたが…恐ろしく短く書くと…。
★BLIND JEANS(ブラインドジーンズ) 入荷しました(笑)★
「店長さんのBLOG読み応えありますわぁ〜。もっと長くても全然良いから早よ次書いて?」
て、相当数のお客様から言われましたけど...そんなお客様が悪いんです。
僕は悪くありません。何ならY君の下りで上下巻に分けて本書けますけど記憶を掘り起こしたら
ゲロ吐きそうになるんで止めときます。
何しかBoard Walk 京都店は今日も元気に京都の路地裏で営業中です
スケボーヲタでもスケボー何にも分からなくても全然構いません。少しでもご興味をお持ちの貴方の
ご来店を心よりお待ちしております。
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